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「分散投資」で投資リスクのコントロールを。その必要性や運用方法とは?

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年金問題などの報道により将来のお金、または現在のお金のつかい方に不安を感じている方も多いでしょう。
実際に保険に加入したり、自分で年金に加入する人はもちろん、若いころから投資で資金運用を試みる人も少なくありません。
しかし本当にその投資はうまくいっているのでしょうか。
投資についてあまり知識がない状態ではじめるのは不安が伴うだけでなく、失敗に終わってしまうことも。
そこで本記事では、分散投資の必要性と具体的な資産運用の方法を解説していきます。

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投資について

資産運用の方法の一つである投資。
お金を蓄える「貯蓄」とは違って、「投資」とは利益を見込んでお金を出すことを意味します。
お金を増やしていきたい人にとって投資はぴったりですが、リスクがあるということも知っておく必要があります。
株価変動リスクや信用リスク、為替リスク、流動性リスクなど投資にはさまざまなリスクがつきものです。

分散投資の大切さ

「分散投資」とは、リスクを一か所にまとめず、複数の投資先や国、時間などに資金を分散させることを指します。
つまり投資のリスクを分散させる手法です。

投資では、常に変動する相場の中でどのタイミングで売買を行えばいいのか、最適な判断をすることが難しいものです。
ある程度予測はできていても、確実ということはありえません。このように投資にはリスクがつきものですが、こういった際に大切なのが分散投資なのです。

投資を行うにあたり、よく「卵を一つのカゴに盛ってはいけない」という言葉を聞くことがあります。
すべての卵(資産)をひとつのカゴ(金融商品)に盛ってしまうと、そのかごを落としたときにすべて割れてしまうかもしれない。
しかし複数のカゴに卵を分けて盛れば、一つのカゴを落としても他のカゴの卵は守られるという教えです。
この例えから、性質や値動きの異なる複数の資産に分散して運用することで、安定した収益を得ることが重要だということがわかります。

値動きが異なる商品を組み合わせて投資をすると、リターンは各商品の平均になりますが、リスクは平均より小さくすることができます。
リターンが同じなのであればリスクを小さく抑えたほうが安定した運用成果を得ることができますね。これを分散投資効果と呼びます。

株には株価変動リスクがつきものです。
世界の情勢や景気、政治、また株を発行する企業の業績によって常に株価は変動します。
ここで値動きの違う2つの株に分散投資するとしましょう。
2つの株を半分ずつ持てば、一方だけに投資する場合に比べ、リターンがより安定します。
一方同じような値動きをする2種類の株を半分ずつ保有している場合を想定しましょう。
この場合はリターンの変動がブレやすくなり結果的に得られる収益が少なくなるのです。

分散投資の方法

分散投資の重要性がわかったところで、具体的に有効な分散投資の方法を3つ解説していきます。

資産の分散

まずは資産の分散でリスクを分散する方法です。
同じ商品や同じ銘柄のものにしか投資していないと、価値が下がってしまったときに一気にダメージを受けてしまいます。
そうならないためにも投資先は分散するのが基本です。

上手に資産を分散させるためにも、同じような特性をもつ資産のグループを知っておくのがおすすめ。
資産の種類は大きく分けて現預金・国内株式・国内債券・外国株式・外国債券・不動産商品などがあります。
それぞれの特徴を知り、同じように変動しない資産を分散して持つことができれば、投資のリスクも軽減できるでしょう。

地域の分散

2つ目は地域の分散投資です。地域の分散とはさまざまな国や地域の株式、通貨、債券へ投資を分散させることです。
投資対象の資産はその対象が存在している国や地域の景気や状況、為替変動によって大きく変化します。
すべて同一国の商品に投資をしてしまうと、その国の為替相場の動きが悪くなってしまったときにかなりダメージを受けてしまうため、一方がダメージを受けたときは一方でカバーできるような状況をつくっておきましょう。
現在投資先は日本だけでなく、世界中に広がっています。さまざまな国の商品に投資し、リスクを分散することが大事です。

時間の分散

3つ目は時間の分散です。時間の分散とは、投資のタイミングを分散することで、高値で投資するリスクを低減する方法です。
投資では安値で買って高値で売ることが理想ですが、一度にまとめて投資をしてしまってはすべてを高値で買ってしまう可能性が出てきます。
そこで時間を分けて投資することで、高値で買うリスクを抑えるのです。

時間を分散する投資方法としては定期積立サービスがあります。
毎月一定額を自動的に投資していくシステムですので、購入価格を分散する効果が期待できるでしょう。
自分で投資のタイミングを計らなくても構わないので、マイペースに投資を継続したいという方にもおすすめです。

リスクをコントロールする

分散投資を行うだけで、収益のブレを小さくする効果が期待できます。
長期投資では複利運用を行うことが資産を増やすためのポイントとなるため、儲かったり損したりと、収益にブレがあってはなかなかお金を増やすことができないのです。

値動きの異なる二つの金融商品に投資を行った場合を具体例として考えてみましょう。

①商品A

1年目に10%、2年目に20%儲かりましたが、3年目には20%損失を出し、4年目で10%回復した。4年間の平均収益率(騰落率)は5%です。

②商品B

1年目のリターンは6%、2年目が8%、3年目はマイナス2%で、4年目は6%でした。平均収益率は4.5%です。

 

この2つの商品に1,000万円ずつ投資をして複利運用をした場合、4年後は平均収益率の低い商品Bの方が資産額が大きくなるという結果が得られるのです。

複利運用というのは、プラスだけでなくマイナス側にも大きく働きます。
ブレが大きいA商品はせっかくの複利効果が大きくマイナス側に働いてしまうことがあったので、このような結果に至りました。
まとまったお金の運用ではいかに収益のブレをなくすことが重要かということがわかりますね。

リターンについてはコントロールできませんが、リスクについては分散投資を行うことでリスクのブレをかなりの程度までコントロールすることが可能なので、しっかり勉強していきましょう。

金融商品について

すでに分散投資ができるようになっている商品やサービスも存在します。
プロの力を借りながら、少額で投資をすることができるため、自分で多数の銘柄の株式や債券を選んで投資するよりも断然おすすめです。
特に投資初心者の方は、こういった金融商品から試してみましょう。

投資信託(バランス型ファンド)

投資信託は専門家があらかじめさまざまな銘柄や商品に分散投資し、その運用成果を投資家に分配する金融商品です。

ファンドラップ

ファンドラップとは、異なるタイプの投資信託を組み合わせて運用する資産運用・管理サービスです。
お客さまの投資目的やリスク許容度に合わせて選ぶことができる点は安心ですね。

 

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まとめ

分散投資の必要性を理解していれば、誰でもある程度のリスクをコントロールすることができます。
また、初心者におすすめの投資信託やファンドラップといった金融商品も紹介しましたので、自分で投資をやっていくのが怖いという方は、これらの投資からはじめてみましょう。
誰しもが投資をして老後のお金を準備していく必要がある時代。
投資について最低限の知識をもって、個々に合った資産形成を行いましょう。

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この記事の監修者

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村松 寛太

1987年、富山県富山市生まれ。
大学進学と共に上京し、就職と共に地元北陸に戻る。
両親の死をキッカケに自身の人生を考え、会社員時代に7つの収入源を獲得する。 27歳で独立後、個人事業主として自律した社会人を増やすべく活動。
32歳でTRUST company株式会社を設立。

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