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共働き夫婦の住宅ローン選び。単独・収入合算・ペアローンのタイプを知ろう

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共働き夫婦が多くなってきた今、ライフスタイルに合った住宅ローン選びが多種多様になってきています。
ひとくちに住宅ローンといってもその種類は多く、組み方で迷ってしまうご家庭も多いでしょう。
そこで今回は、夫婦の住宅ローンパターンである単独ローン・ペアローン・収入合算の3種類について比較していきます。

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住宅ローンの基本

まずは住宅ローンの基本から押さえていきましょう。

住宅ローンとは、住宅を購入する際に金融機関からお金を借りることです。
一軒家を一括払いするのではなく、何十年もかけて後払いしていくわけです。

この際、金融機関がたくさんありどこが良いかわからないと迷うときには、金利が低いところや日頃からお世話になっている銀行に依頼したり、「フラット35」というサービスを検討するなど、それぞれの家庭に合った借り方を検討しましょう。

住宅ローン審査について

ただ、住宅ローンは誰もが借りられるわけではありません。金融機関としても借りた分は必ず返してもらう必要があるため、それがきちんとできる状況であるかを審査されます。これが住宅ローン審査です。

審査で最も重要視されているのは「安定した収入が継続的にあるかどうか」です。
よって公務員のような職業は、職業柄かなり優遇されることもあります。逆に、一気にたくさんの収入が入ることがあっても、安定していない職業の場合審査に通らないこともあるのです。

どこの金融機関の審査が通りやすいかといった情報は、ネット上でもたくさん調べられていますが、実のところは金融機関しかわかりません。
審査に落ちたとしても、何が原因なのか教えてもらえないからです。
基本的にはローンを他にも組んでいたり、過去に借り入れにおいてトラブルがあった場合には審査が厳しくなります。
夫婦にこのようなことがなく、お二人共収入が安定している場合は、審査に落ちる可能性は低くなるでしょう。

夫婦で住宅ローンを組む際に考えたい3パターン

以下では、夫婦で住宅ローンを組む際に知っておきたい3つのパターンについて紹介します。
どれが良いかは、各ご家庭によりメリットとデメリットが変わってくるため一概にはいえません。
ライフステージや収入によって、最適なものを決めていくのが一般的です。

単独ローン

単独ローンは、その名の通り夫婦のうちどちらか一人だけが住宅ローンを組むパターンです。
どちらかが働き、どちらかが専業主婦というような家庭の場合、単独ローンを選択することが多いでしょう。

正社員とパートで収入を得ている夫婦なら、普通は正社員として働いている方が住宅ローンを組みます。
住宅ローン審査では雇用形態も、安定した収入につながるかを見る上で重視されるためです。

単純に収入も多いと思われることもありますが、何十年も支払い続けていくため、年齢から契約者を決めることもあります。
確実に返済してもらえるよう、金融機関は年齢の上限を決めています。

一方、共働きのご家庭の場合、単独ローンにあまりメリットはないかもしれません。一人で契約するのであれば、借入額も減ってしまうでしょう。

ペアローン

ペアローンは、住宅ローンを夫婦二人で分け合って組む方法です。

例えば、住宅が3,000万円だとしたら、夫がそのうちの2,000万円分、妻が残りの1,000万円分の住宅ローンを組むというパターンです。

それぞれに契約が発生するため、一軒の住宅に二つ分の契約が存在することになります。
そのため、金額や期間、借り入れ条件は個別に決められるのが特徴です。
ただし、借り入れ先の金融機関は同一とし、購入する住宅には夫婦が一緒に住むことが条件です。

旦那さんの方が収入が多い場合、ちょうど上記のような例で住宅ローンを組むと公平性があります。
それぞれがお金の管理を別々で行いたいという場合には向いているでしょう。

ペアローンのメリットは、単独ローンに比べてより多くの借入金額が得られる点です。
契約も個別になるため、夫婦まとめて決めるのではなく個人によって中身を柔軟に変更できます。
夫の返済期間は25年に設定したとしても、妻の返済期間は余裕を持って30年としても良いわけです。

収入合算

収入合算とは、夫婦の収入を合わせて住宅ローンを組む方法です。
ペアローンは一つの住宅につき二つの契約があったのに対し、収入合算は一つの住宅につき一つの契約になります。
ペアローンと同じく、単独ローンより多くの借り入れ額が得られる点がメリットとなるため、共働きであればこちらも考えたいところです。

例えば夫が一人で住宅ローンを組んだ場合、欲しい住宅ローン額に及ばない可能性がありますが、夫婦二人の収入であれば容易にそこに届きます。
ただし、収入合算は夫婦の収入全てを合算できるとは限りません。金融機関によっては、合算者の収入の半分のみを合算するというところもあります。
つまり、主たる契約者になる人は夫婦のうちでより安定性があり、かつ収入が多い人にすべきといえます。

そのため、ご夫婦のうち収入が多い方に主たる契約者となってもらい、そうでない方が連帯保証人となります。
要するに、主たる契約者の返済が滞ったら、住宅ローンの返済義務は連帯保証人に移るという仕組みです。

それぞれの住宅ローンの特徴のまとめ

以下では、最後にこれまで紹介してきた単独ローン・ペアローン・収入合算の3つの特徴を表に、まとめております。

家庭によってどの住宅ローンにメリットがあるかは変わりますが、ライフステージによっても変わってきます。
退職したり、夫婦のうちどちらかが病気になったり、もう一人子どもが生まれて教育費にかけるお金が増えてきたりすると事情も異なるためです。

単独ローン ペアローン 収入合算
借り方・仕組み 夫婦のどちらか一方が住宅ローンを組む 一軒の住宅に対して夫婦がそれぞれ住宅ローンを組む 夫婦の収入を合わせて住宅ローンを組む
借入可能額 契約者本人のみの収入や年齢を元に計算が行われる 一人が組んだのでは不足する住宅ローン借入額を増やせる 一人が組んだのでは不足する住宅ローン借入額を増やせる
住宅ローン控除の利用範囲 契約者一人で住宅ローン控除を最大限受けられるだけの収入がないと金額が限られる 夫婦二人で住宅ローン控除を受けられる 夫婦二人で住宅ローン控除を受けられる
団体信用生命保険の免除対象 契約者のみ 本人借入分は対象 主たる債務者のみ
注意点 一人分の借り入れ額に限られる 事務コストが2倍かかる 団信は通常、主たる債権者一人しか加入できない

 

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まとめ

人生で一番大きな買い物になるであろう住宅ですが、購入する際には住宅ローンのことをよく知っておく必要があります。
一見複雑な仕組みに見えますが、単独ローン・ペアローン・収入合算の3つのパターンを押さえておけば、自分の家庭はどの方法がベストか見極められます。
後は借り入れ先となる金融機関とよく相談し、無理のない返済計画を立てていきましょう。

 

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この記事の監修者

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村松 寛太

1987年、富山県富山市生まれ。
大学進学と共に上京し、就職と共に地元北陸に戻る。
両親の死をキッカケに自身の人生を考え、会社員時代に7つの収入源を獲得する。 27歳で独立後、個人事業主として自律した社会人を増やすべく活動。
32歳でTRUST company株式会社を設立。

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