- 貯蓄
貯金できない人の3つの特徴と解決策

「60歳までに2000万円必要」という文言にビックリした方も多いと思います。
高すぎる金額に途方に暮れる方も少なくありません。
貯金したいとは思っていても、毎日のやりくりで精一杯で思うように貯金できないものです。
貯金はいざという時に自分や周りの人を助けてくれるものなので、まずは「自分のために」楽しみながら貯められるようにしていきましょう。
この記事では貯金が続かない人の3つの共通点と簡単に実践できる貯金術を紹介していきます。
できることから実践して”貯金体質”を身につけていきましょう。
目次
お金が貯まらない「3ない思考」
お金がなかなか貯まらない原因は大きく3つです。
1.貯める気がない
2.わかっていない
3.行動していない
直球な表現ですが大抵はこの3つに集約されます。これだけでは反感を買いそうなので1つずつ解説します。
1.貯める気がない
やる気がない人もいるかもしれませんが、貯金する大きな理由がないことも貯められない原因になります。
人は理由がないと動けないものです。
テスト勉強の時に「なんで勉強しなきゃいけないんだ!」とイライラしたり投げ出したりした経験がある人も多いと思います。
頑張る理由や目標がないからやる気が出ずなかなか貯まらないということになりがちです。
なんとなくキリが良いので「100万円貯める!」というだけだとモチベーションが続きません。
海外旅行に行きたいからとか、自動車を買いたいとか、老後で苦労したくないなどの強い理由を設定することが大切です。
もちろん要らない理由をつけて無駄遣いをしてしまっては元も子もないですが、「貯金したくなる理由」を設定して自らを奮い立たせる工夫が重要です。
2.わかっていない
自分の収支状況や貯める方法を「わかっていない」ことも貯金できない要因です。
毎月いくら使うと赤字になるのか把握しておらず、毎度給料日前になると苦しくなるようであれば対策が必要です。
また行き当たりばったりで無策で進めればリスクがあります。
無理をして現状に見合わない金額を貯金しようとすると、普段の生活を圧迫することになります。
食事を何度か抜いてしまうような状態ではストレスになりますし健康問題が生じる恐れもあります。
収支状況をしっかり把握して毎月無理のない金額を貯められるようにしましょう。
日常生活に支障をきたさない金額であれば続けやすいはずです。
後述する貯金術に関しては現状がわかっていた方が成功しやすいですから、まずは現状把握を優先しましょう。
3.行動していない
当然ですが、結局はやらなければ貯金できません。
仕事で忙殺されているとついついストレス発散で使いたくなってしまいます。
貯金したいのにできていないのであれば、ストレスのような別の要因が隠れているかもしれません。
もちろん、勉強して知識があったとしても面倒臭がったり尻込みしてしまったりしていれば貯められるはずの金額も貯まりません。
後で後でとズルズル延ばしてしまうと、その分貯金額も減ってしまいます。
金融広報中央委員会が実施した「家計の金融行動に関する世論調査」によると単身者の38.0%が「貯金ゼロ」、2人以上の世帯でも23.6%が「貯金ゼロ」になっています。
それだけ多くの人が貯金できていないということです。
約4割が貯金ゼロというのは危機的状況なので、この数字に安心せずにできることを1つずつ実践していきましょう。
まずは、楽しく貯めてみよう
貯金できない人の多くは貯めることを楽しめていない傾向があります。・・・楽しむというより義務だと思っている人も少なくないはず。
そこで貯金できない人にまず意識していただきたいのは、「貯金するのが楽しくなるように」工夫してみることです。
毎月少しずつでもお金が蓄積していくことが楽しく感じられるよう取り組み方を工夫してみましょう。
少額でも貯まっていくことで「自分は貯金ができる人かも」と徐々に自信が湧いてくるものです。
お金と合わせて「貯金できている!」という小さな成功体験を積み重ねていきましょう。
手間なく続きやすい貯金術!
貯金していくために今すぐ始められる解決策を3つご紹介します。
1.貯金する理由・目標を掲げる
貯金できるようにするにはモチベーションを維持する必要があります。
貯金の熱が冷めてしまうと挫折することになりますから、やる気を再燃できるようにしていきましょう。
たとえば目標金額や貯める理由を紙に書いて、目立つ場所に貼っておくのも有効です。
塾や予備校で「現役合格!」の文字が大きく掲げられているところがありますが、あれは受験勉強の熱を維持する仕掛けでもあるわけです。
海外旅行が目的で貯金するのであれば希望の旅行先の写真をスマホのホーム画面に設定しておくなどして、いつでも貯金する理由を思い出せるようにしていきましょう。
こうした目標を常に見る場所に置いておくと、ついつい使いたくなってしまった際に抑止力にもなります。
2.貯金できる金額を把握する
毎月の収支をチェックして、無理なく貯金できる金額を把握しましょう。
貯金に回しても充分暮らしていける程度の金額はいくらなのか、しっかり確認していきましょう。
無駄な費用があるのであれば削れるものから削っていくこと。
たとえばスマホ代や水道光熱費、サブスクリプションサービス(いわゆるサブスク)などの固定費で節約できないか検討していきましょう。
利用していないものは解約して勝手に出ていくお金を減らしていくだけでも安心できます。
一度切り替えてしまえばずっと節約効果を見込めるのでおすすめです。
3.先に貯金をする
手元にあると使いたくなってしまうものです。
なので、給料日になったら先に貯金に回す分を貯金用口座に振り込んでしまいましょう。
無理ない金額設定がされていれば貯金を抜いた金額でも充分生活できるはずです。
最初からないものとしたら意外とやりくりできるものです。
また、つみたてNISAなどの少額積立を始めるのも手です。
銀行口座に預けているだけだとお金は貯まりますが増えることはありません。
積立を始めるとわずかでもお金が増えていくのが楽しくなってくるので確実に資産を増やしたい方はおすすめです。
こちらの記事もチェック!
貯金できない人の3つの特徴と解決策
家族の将来のための資金形成。「預金」と「投資」どちらを選ぶべき?
まとめ
まずは試して、貯金の習慣を身につけることが大切です。
「貯金しないと落ち着かない」レベルになれば大したもの。
できることからチャレンジして貯金する楽しみを感じられるようにしたいですね。
この記事でご紹介した解決策を実践し、これまでより確実に貯金できるようにしていきましょう。
セミナー・イベントのお知らせ
最後に、資産運用LABOではお金の貯め方や資産運用など、お金に関するセミナーやイベントを定期的に行っています。
オンライン可能なので、お気軽に参加してみてください♪
もっと深く勉強していくことで新しい気づきが得られるはずです。
また、堅苦しく勉強するだけでなく地域の皆様と触れ合えるような楽しいイベントもたくさん実施しています。
ぜひご家族で遊びにいらしてください!
↓こちらからセミナーやイベントの一覧が見れます!
この記事の監修者

村松 寛太
1987年、富山県富山市生まれ。
大学進学と共に上京し、就職と共に地元北陸に戻る。
両親の死をキッカケに自身の人生を考え、会社員時代に7つの収入源を獲得する。 27歳で独立後、個人事業主として自律した社会人を増やすべく活動。
32歳でTRUST company株式会社を設立。
関連する記事
-
- 保険
- 子育て・教育
学資保険は本当に必要?必要な人と加入の際に注意すべき点を紹介 学資保険は本当に必要?必要な人と加入の際に注意すべき点を紹介
-
- 家計
家計簿の項目はこれだけ!はじめての家計簿 家計簿の項目はこれだけ!はじめての家計簿
-
- 家計
家計を助ける!固定費の節約術 家計を助ける!固定費の節約術
