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資産運用は100万円からできる?おすすめの投資方法と注意点

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資産運用という言葉を聞いた事がある方は多いと思います。
しかし一部のお金持ちがやっていること、自分には縁がないと思っていませんか?実は誰でも始められる身近なものなのです。
今回は100万円でできる資産運用の種類やメリット・デメリットをご紹介します。

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そもそも資産運用ってなに?

資産運用とは、自身の持つお金を貯蓄・投資し手持ちの資産を効率的に増やしていくことです。
さまざまな企業が資産運用に関する商品を提供しています。
どの商品にもメリット・デメリットがあり、それらを理解して自分にあった商品を選ぶところから始まります。

資産運用のメリット

複利効果で資金を増やせる可能性があることです。

複利効果とは、元本(元手となるお金のこと)だけでなく利息にもさらに利息が付きふくらんでいく効果のこと。
時間をかければかけるほど複利の効果が大きくなります。

例えば元本100万円、年利(年間の利息額の元金に対する割合)5%でスタートした場合、1年後には資産が105万円になります。
そして翌年は105万円に対して利息が発生するため、さらに翌年には110.25万円となります。
このように毎年利息が増えていく効果を複利効果と呼びます。
また、資産運用の種類によっては家賃収入や配当金といった不労所得を得られる場合があります。

資産運用のデメリット

元本割れの可能性があることです。元本割れとは、最初に資産運用に充てた金額を下回ることを指します。
資産運用は必ずお金が増えるとは限りません。金融や経済の動向を読む力、または不動産管理の知識など、自身が運用する資産の種類に応じた知識や情報収集が不可欠。
始める前はもちろん、開始した後も勉強を続けていくことが重要です。

100万円からでも資産運用はできる!

いまや資産運用は特別なことではありません。副業で投資しているサラリーマン、家事の合間にFXをしている主婦、またテレビで活躍している芸能人が不動産運用しているといった話もしていますね。それらは全て資産運用のひとつ。

100万円の余剰資金があれば株式や債券、投資信託などさまざまな資産運用を始めることが可能です。
より少額からはじめられる商品もありますが、選べる種類は限られてくるでしょう。

100万円から資産運用を始める目的

100万円で資産運用を始める主な目的は2つ。「資産の価値を守るため」「老後の資金を形成するため」です。

資産の価値を守るとは

資産の価値とは常に一定ではありません。金利がゼロに近く、利息が期待できない現代。一方で物価は年々上がっています。
例えば今30代~40代前後の方であれば、子供の頃は缶ジュースは100円玉ひとつで購入できて、漫画本などは400円でお釣りが来ていたことを覚えている方もいらっしゃるでしょう。
その他あらゆる商品が数十年前と比べると値上がりしていることはご存知の通り。
つまり、自身の貯金の額は変わっていなくても、世の中の物価が上がっているために同じ金額で買える商品は減っていく。
相対的に損していることになるのです。そして今後も物価は上昇していく事が予想されます。

現在保有している資産の価値を守るためには、貯金するのではなく投資して資産を増やしていく必要があるのです。

老後の資金を形成する

「将来年金がもらえなくなるかもしれない」「年金制度は崩壊する

こういった話題を聞いたことはありませんか?これらが必ずしも真実であるとは言えません。
しかし「
老後資金2000万円問題」が話題になったのが記憶に新しいように、仮に100万円の貯金があったとしても、それと年金だけで生活していくのは心許ないでしょう。ある程度の老後資金を用意しておくことは必要になります。

資産運用は早く始めた方が恩恵も受けやすいといわれています。
なぜなら
老後に至るまでの年数が長ければ長いほど、長期に渡って資産運用ができるため。
若いうちから始める事が資産を大きく増やせるポイントです。

100万円で始める資産運用の種類

前述したように、100万円の元手があれば運用する商品の選択肢は広がります。
リスクが大きい代わりにリターンが期待できるものから、大幅な利益は期待できないものの大きな損失を出しにくいローリスクなものまで様々。
リスク&リターンの大きさ別に、代表的な金融商品をご紹介します。

ローリスクローリターンの商品

定期預金

定期預金とは、預け入れたら一定期間引き出せない預金。
広く世間に浸透しており、利用者も多いもっともポピュラーな資産運用のひとつです。
預け入れ期間は金融機関によって違いますが、概ね1ヶ月~10年程度。ほとんどリスクがない安全な資産運用です。

■メリット
一定期間引き出せない代わりに、普通預金よりも金利が高く設定されていることです。
元本割れの心配がなく、着実にお金を増やす事ができます。
また、
預金保険制度(ペイオフ)により万一金融機関が破綻しても1000万円までは保証されます。
1000万円以上の預金がある場合は金融機関を分けることで対策が可能です。

■デメリット
普通預金よりは金利が高いとはいえ、定期預金の金利は一般的に0.01%程度。
例えば100万円を預け入れた場合、1年後の利息はわずか100円となります。運用率は決して良いとは言えません。
また、満期までは引き出せないのが前提の預金。どうしてもお金が必要になり途中解約すると、適用されていた定期預金の金利より下がってしまうため注意が必要です。

債券投資

債券とは国や企業が資金を集めるために発行する借用書のこと。この借用書を購入する事を債券投資と言い、購入者を投資家と呼びます。

株式と似ていますが、株式は投資家がお金を出資するシステムに対し、債券はお金を貸す仕組み
借りた側の企業や国には全額返済の義務が生じます。定期預金と同様に元本が保証されている金融商品です。

 

■メリット
満期になるまで一定期間ごとに利息を受け取る事が出来ます。利息は購入の時点で決まり、金利が変動しても変わりません。
最終的にいくら利益がでるのかが最初からわかっているのも始めやすいポイントです。
また、満期になる前に途中売却も可能。ただし、この場合は時価での売却になり、価格変動リスクが伴います。
債券の価格が購入した時よりも高くなった場合、売買差益で利益が得られますが、低かった場合は損をしてしまう可能性もあります。

■デメリット
債券を発行した企業が倒産した場合、元本や利息が受け取れないケースもあり、これを「信用リスク」といいます。
どの企業がきちんと返済できるかどうかの信用度をはかるための「格付け」があります。
これは民間の格付け企業が行なっており、国内外に複数存在します。財務分析や業界分析しているのは専門家ではありますが、絶対的な評価ではないことに注意。
企業ごとに評価がばらつくこともありますし、予測がはずれることもあります。あくまで参考程度と思っておく方がよいでしょう。

ミドルリスクミドルリターンの商品

投資信託

投資信託とは、投資家から集めたお金を運用の専門家(運用会社や信託銀行など)が株式や債券などに投資・運用すること。
その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みです。

■メリット
投資信託は少額(目安として1万円前後)からスタート可能なため、分散投資がしやすいことがポイント。
複数の商品に分けて投資をすることで、仮にどれか1つの企業が値下がりしても他でカバーでき、全体でのリスク軽減につながります。
投資は分散することが基本と覚えておきましょう。また、専門家が代わりに運用してくれるので知識がなくても始められます。

■デメリット
元本が保証されていないことです。購入時より値下がりする可能性があります。
また、購入及び保有にはコストがかかります。購入時に発生する手数料、保有している期間中毎日発生する信託報酬、解約時に発生する信託財産留保額。
特に常に発生していく信託報酬については要注意。金融機関により金額は様々なので、必ず確認しておきたいポイントです。

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)

iDeCoとは、個人で行う年金制度。毎月自身で決めた一定の金額を積み立て、定期預金、保険、投資信託などの運用商品のラインナップから好きなものを選び運用していきます。

■メリット
掛け金全額が所得控除の対象となります。将来のために積み立てつつ、現在の節税が両方できるのは大きなメリットです。
また、運営で発生した利益が非課税なのも嬉しいポイント。利益をそのまま運用に回し、複利効果が期待できます。
さらに年金として受け取る際にも控除が受けられます。

■デメリット
年金として受け取ることを目的としているため、60歳まで引き出す事ができません。
また、原則として途中解約も不可。生活に支障の出ない金額で運用するように心がけましょう。
ただし、年に1回掛金を変更できます。昨今のコロナ禍のように急に経済状況が悪化することもあり得ます。
覚えておいて損はないでしょう。
また、投資信託同様に開始時や毎月の運用手数料が発生します。金融機関によって金額が異なるため、事前に確認しておきましょう。iDeCoは自分自身が運用商品を選び運用してく商品。ある程度投資に関する知識が必要になります。

REIT

「不動産投資信託」と呼ばれる投資信託のひとつ。投資家から集めた資金でマンションや商業施設などの不動産を購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する仕組みです。

■メリット
投資信託同様、専門家が運用してくれるため自分で管理しなくてよいこと、少額から投資できることが挙げられます。(目安として10万円前後)
不動産は長期的に賃貸料金が得られるため、比較的安定しており利益がほとんどそのまま投資家へ分配されるのも大きな強みと言えます。

■デメリット

日々の価格変動があるため、元本割れのリスクがあります。
また、マンション・テナントの空室状況や賃料の未納などで収益も変動します。
さらに地震や自然災害で不動産がダメージを受け、価値が下がる可能性も。
ただし、REITは一定の基準を満たした耐震性の建物のみに投資することでリスクの軽減を図っています。

ハイリスクハイリターンの商品

株式投資

株式投資とは、企業が発行する株式を購入して企業の株主になること。
株主は企業活動によって生じる利益の一部を受け取れたり、企業の株価が向上したら株式を売って利益を得られます。

そもそも「株式」とは企業が出資者を募って資金を集め、その出資者に投資の証明書として発行される証券です。
この出資者を「株主」と呼びます。企業は株主から募った資金を使い、多くの利益を生み出すことを目指します。
そしてその利益の一部が株主に還元される仕組みです。
つまり購入する株式は「将来性のある企業」や「多くの利益をあげそうな企業」を選択するのが基本です。

■メリット
株式投資のメリットは主に「株式の値上り益」「配当金」「株主優待」の3つ。
「値上り益」とは株を安く買って高く売った時に得られる値上り益のことで、株式投資最大のメリットです。
「配当金」は企業活動によって生まれた利益から株主に還元されるお金です。企業の業績によって増減したり、無配の場合もあります。

「株主優待」は企業が自社のサービスを株主に提供することです。例えば自社商品の詰め合わせや商品券など、企業によって様々。
自分好みの優待制度を実施している企業を選ぶのも手段の一つです。ただし、実施していない企業や途中で廃止される事もあります。

■デメリット
株価変動リスクがあります。株式投資は元本が保証されていないため、購入時よりも株価が下落すると大きな損失を出すことがあります。もし投資した企業が倒産した場合は株式の価値がゼロになり、投資資金をすべて失うこと可能性も。

このようなリスクを低減させるために、「株価が○○円まで下がったら売却する」といったルールを自分の中で決めておくと良いでしょう。
株価が下がっている状況で手放すため損失は出ますが、更なる下落や倒産といった最悪の状況を避けることにはつながります。
また、株価の売買価格は需要と供給のバランスで決まります。自分の希望どおりの価格で取引できるとは限りません。

以上のことから、初心者にはハードルが高い資産運用と言えます。

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まずは自分に合う資産運用を見つけることが大切

資産運用には、元本割れのリスクがない代わりにほとんど増えないものから、リターンは大きいけれどリスクも大きいものなど、多岐にわたる商品があります。
手元に100万円があれば、様々な種類の資産運用が選べます。
それぞれの特徴とメリット・デメリットを把握し、自分に合う商品を見極めましょう。
運用期間は長い方が得られる利益は大きくなります。
「自分にはまだ早い」と思っている方もいるかもしれませんが、可能な限り早い段階から始め将来に備えてくださいね。

 

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この記事の監修者

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渋谷 和比古

3歳から12歳まで養護施設で育ち、家族が幸せであるためにはお金が必要との思いを強くする。
養護施設を出てからは不安定な生活が続き、お金の大切さを益々感じるようになる。 ファイナンシャルプランナーとして大手外資系保険会社に就職。一か月でトップセールスマンとなり、会社の歴代記録を塗り替える。現在は大手企業のクライアントも多く持ち、海外金融を含めた財務・会計サービスを日本のお客様に提供している。Earth’sGroup株式会社の代表を務める。

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