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子どもにできる「お金の勉強」金銭感覚を養う秘訣

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学校では教えてくれない「お金のこと」。実社会においては学校の勉強よりも大切と言っても良いくらい重要です。
しかし、どのように勉強させれば良いのか悩んでいるご家庭は多いと思います。

そこで、この記事では子どもが将来苦労しないためのお金の勉強方法についてお話していきます。
子どもの成長に合わせて教えられる内容も変わってくるものです。
お金の勉強をいつから始めるべきか?どのように教えるべきか?などお金教育に関するあらゆる悩みを解決していきます。
実践しやすい方法もご紹介しますので、ぜひリラックスして読み進めていただければと思います。

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タブー視されているお金の教育

そもそも日本人は大人同士でもお金の話はしない傾向があります。夫婦間ですらどちらかが嫌って話ができないこともあります。
お金は卑しいもの」とネガティブに捉えている日本人は未だに多いので、お金の話を持ち出すこと自体が難しいご家庭が多いのが現状です。
お金の話すら持ち出しにくい状態ですから、お金の勉強となると当然やりづらい面はあるかもしれません。
しっかりとしたお金の教育をする前に、こうしたご家庭内のお金の壁を取り払う必要があります。

海外では日本に比べてかなり進んだ教育が行われています。
海外でもむやみにお金の話を持ち出すわけではありませんが、家庭内でのマネー教育は早いうちから行われているようです。
イギリスでは小学校低学年から「金融教育」を学び始め、14歳から16歳では金融システムを学ぶようになります。
一方で日本では金融教育はほとんど行われておらず、「中学校・高等学校における金融経済教育の実態調査報告書」(日本証券業協会・金融経済教育を推進する研究会調査2014年調べ)によると中学校の6,7割が「中学1,2年で金融教育が全くできていない」と回答したそうです。「金融教育」という言葉すら登場しない可能性もあります。
6年前なので古いデータではありますが、お金の勉強が必要と思いながらもできていない現状は今もそれほど変わっていません。

お金の勉強の必要性は誰もがわかっています。しかし誰かがやっていないからといって私たちが待つ必要はありません。
早いうちからお金の勉強を始めて、子どもが将来苦労しないようサポートしていきましょう。

お金の勉強はいつから始めるべき?

子どもがお金に興味を持ち始めたタイミングが始め時です。「お金ってなあに?」と聞いてきたタイミングや、「これ買って!」とお金でモノが買えることがわかってきた段階が目安です。
3歳頃からが適していると言われていますが、小学生になっても、大人になっても「遅すぎる」ことはありません。
「思い立ったが吉日」ですから、お金の教育について考え始めた今から始めていきましょう。
「お金の勉強」といっても、始めから座学で教えるのではなく、遊びや実践の中で楽しみながら学べる工夫をしていきましょう。

始めるタイミングはいつでも良いですが、大切なのは継続です。一度言って放置、お小遣い帳を作らせて放置ではなく、何度も伝えて何度もチェックして子どもができるようになるまで丹念にレクチャーしていきましょう。
紙幣と硬貨の使い方などは何度も実践する中で工夫できるようになっていきます。
時にはおつりの計算を間違えたり、予算が足りず支払えなかったり、失敗することもあるかもしれません。
しかし、それも金銭感覚を養うためには必要な経験なので、解決のお手伝いをしてあげてください。

子どもにわかりやすく教えるには、ご両親もお金についてしっかり理解していなければなりません。
親自身もご家庭でお金の勉強をした経験がない人も多いですから、学び直す良い機会になるはずです。
お金とはどういうもので、どんな役割があるのか?
子どもが抱く素朴な疑問にも答えられるように、基本的なところから勉強し直していきましょう。

子どもの金銭感覚を伸ばすお金の勉強方法

自転車を乗りこなすためのプロセスを思い出してみてください。
なぜ自転車に乗れるのか理屈はわからなくても今では自然に乗りこなせると思います。
スマートフォンのメカニズムはわからなくても快適に操作できます。
同じように、お金に関しても理屈よりも「正しい使い方」を優先して身につけさせるべきです。
理論や知識から理解させようとするのは難しいので、実践を重視してお金を使う経験を積ませていきましょう。

また、年齢や子どもの理解度に合わせて教える内容を変えていきましょう。
最初は「ごっこ遊び」で遊びの中にお金を登場させて、紙幣や硬貨の使う練習をさせてみましょう。
次第に実際のお店でモノの値段を見たり、予算内で好きなおやつを選ばせたりしても良いでしょう。
なかなかお金に興味を持ってくれない場合、『人生ゲーム』や『モノポリー』などのゲームを通じて楽しくお金に触れさせる方法も有効です。

早い段階からお小遣い制を始めてみるのもオススメです。年齢や経験、子どもの交渉に応じて徐々に金額を上げていくようにして、お金の使い道を自分で考える習慣を作っていきます。
文字や数字が書けるようになったら、お小遣い帳もつけさせてみましょう。
読み書きの練習にもなりますし、お金の流れを理解し自己管理する力も鍛えられます。なお、使い道については基本的に口を出さないように。
使いすぎてお金がなくなる失敗や欲しい物のために我慢する経験を味わえばそれだけお金の扱い方が上手になります。

お金の危険性についてもしっかり伝えること

キャッシュレス決済やネットショッピングなどが普及したことで、お金を使うタイミングや使い方が多様化しています。
レジに並ぶことなく、現金も使わずに支払えるため、お金を使っている感覚が希薄になりがちです。
お金が使われていることすらわからない場合もあります。

ネットショッピングやゲーム課金の危険性については、スマホやパソコンに触れるタイミングで早めに教えておきましょう。
知らない間に子どもが使いすぎてしまい多額の請求が来てしまうケースが多々あります。
未成年が保護者の同意を得ずに行った契約の申し込みは原則取り消すことができます。
しかし、インターネット上の契約は事実関係が難しいので必ず返金してもらえるとは限りません。
「お金は返ってこない」と想定した上で対策しておきましょう。

具体的な対策としては、課金の金額やルールを親子で話し合うことや、フィルタリング機能や利用限度額を設定しておくことなどが有効です。
また、アプリ課金をできないようにする設定もできるので、なかなか課金が止まらない場合は課金できないよう設定してしまうのも手です。リスクを最小限に抑えながら教育していくことが大切です。

お金について親子でしっかり学びたいのであれば、勉強会やセミナーに参加してみてください。
親子で楽しく学べるお金の勉強会やお小遣いセミナーなどが全国各地で開催されています。
最近では「
親子でまなぶ!日経お金の教室」などの動画学習サイトで自宅でも気軽に学習できます。
また、お金に関する書籍やマンガもあるので買い与えてみるのも良いでしょう。

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大人も一緒に勉強しましょう

子どもの金銭感覚を養うためには、大人も一緒に勉強する姿勢が大切です。
子どもは親の行動をしっかり観察していますから、私たち大人が正しく使う様子や家計管理する様子を見せるだけでも学びになります。
子どもだけでなく家族みんなでお金に詳しくなればその分家計も守られて暮らしが豊かになります。
お金の勉強を通じて家族の会話が増えることで絆が強まるキッカケにもなるでしょう。

お金の勉強は幼稚園や学校では教えてくれません。早い段階から積極的に取り入れて親子で一緒に実行するようにしましょう。

この記事の監修者

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林 奈美子

『Earth’s Group 』のグループ会社として『Rainbow 株式会社』を設立。
「美しい地球を残す」、「日本の良さを伝え残す」、「女性を精神的・経済的に豊かにする」の3つの理念を軸に、食・健康・美容などのセミナーから着付け教室、マネー講座まで、彩り豊かな学びの場を提供している。
特技は、人と人をつなぐこと。

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